毎年新人と仕事!10年目にして気付いた『1年後に違いが出る社員の考え方』
今年で社会人10年目の@livett_1です。
入社して3年目で1度今の会社を退社し、その10ヶ月後にひょんなことから今の会社に戻ってきました。そして気づいたら7年の歳月が経っております。なんだかんだ成長させていただいた今の会社には感謝しています。
今の会社は中小企業ながら毎年7~10名程の新人が入ってきています。毎年毎年ボクは必ず新人と仕事する状況となっています。しかもボクの仕事は2人で仕事する事が基本なので、毎年新入社員が『どんな考えを持ち、どんな気持ちで仕事をしているのか?』という事を今までこっそり聞いてきました。
そして今年で入社10年目。これまでの22名の新入社員と直接仕事し、話を聞いてきた結果『1年後に明らかに違いが出る社員の考え方』がある事に気付きました。
今日はいつになく、少し真面目な話をさらりとお伝えします。
仕事を教えてもらう時はしっかり『メモ』
新入社員が一番気を付けたいのは、やはり『メモ』の取り方です。仕事が出来る後輩は必ず何かを教えると確実にメモを取ります。
仕事を教えてもらう時にメモを取るのは当たり前。もちろん状況にもよりますが、先輩に『メモを取ってもいいですか?』と確認して承諾があればメモを取った方がいいでしょう。
また教わった事を一度で理解して覚えられる人はなかなかいないだろう。普通の人は、同じ事を何度か教わる経験をしてないだろうか?
そんなときにメモがあれば『ここまでは理解しているけどここからが良く分からないです』なんて質問が出来る。そんな質問をされると「一度目に教えたことを少しでも理解している」と感じるわけ。そんな人には、さらに教えてあげたくなるのが人間の心理だろう。
後輩からそんな質問が出てきたら、ボクなら分からないことは出来るだけ教えてあげたい。と確実に思いますね!
またやはりメモを取ってくれると教えがいがある。先輩も人間だから『メモを取る=やる気がある』って判断する事が多い。
『メモを取る→やる気がある→色々教えてもらえる→知識が増える』となるので、結果仕事が出来る人間になる可能性が高くなる。
自分の成長と先輩へのアピールのためにもメモをとりましよう。
仕事は『手順』よりも『理由』を覚える
新人はだいたい先輩から仕事のやり方を教わる。その時にやり方だけを覚えても応用が効かない。
出来る社員は『その仕事・作業をやる理由』を聞いてくる。
- なぜその作業をやるのか?
- なぜその手順で行うのか?
- なぜその対応をしたのか?
その仕事をする『理由』を覚えて理解すると【応用】が出来る可能性が高くなる。
もちろんその仕事のやり方を理解する事は必要だが、ぜひその作業を行う理由まで理解する事がさらなる成長の第一歩です。
嫌な事ほどこまめに上司へ連絡する
遅刻、報告ミス、事故、期限忘れ、客先クレームなど仕事をしていれば『失敗』はつきもの。そしてその『失敗』は、出来れば誰にも知られずに忘れ去りたい。なんて甘い考えは早めに捨て去りましょう。
今の世の中は1つのミスで手遅れになって経営が傾くなんて事はよくあります。あと1日早く先輩が対応していれば何とかなったのに。
失敗は誰にでも起きる可能性があります。そしてその失敗を上司へ報告するとだいたい怒られかもしれません!でも
- 失敗した本人からスグに報告をうける
- 失敗を発見した第三者から後日報告をうける
上記2つうちどちらが上司からの印象が良いか?
前者だと『失敗』について怒られるだろうが、後者だと『失敗』+『なぜ報告しない』と2つのことで怒られる。結局怒られる上に余計な事まで怒られる。
どちらが良いかは明白だろう。
ちなみにボクが上司だったら、重要な仕事は失敗をスグに正直に報告してくれる社員に任せる。そうゆう社員は大きな失敗をする前に報告、相談してくれるので失敗を未然に防ぐことが出来る。
そしてそうゆう社員が何かしらのミスをおかした場合は、本気でサポートするし責任を取る。そんな先輩・上司に信頼される社員になって欲しいですね。
頼まれ事は『笑顔』で快諾する
先に断っておくが、『休みなく働いて』とか『サービス残業して』なんて頼まれごとは論外。早急に転職活動する事をオススメする。
今回の頼まれ事とは、あなたの業務範囲内で就業時間内に出来る頼み事です。
また『笑顔』というのもポイントです。
頼み事をして、結果承諾してくれても露骨に『え~!いいですよ』なんて言われたら、ボクはもうその後輩に頼み事をしたいとは思いません。ましてボクが人事評価する立場になったら【協調性に欠ける】なんて評価をつけるかもしれません。
『笑顔』は相手からの印象を最高値まであげてくれますからね。
人間の印象は55%が視覚から作られる(参考:メラビアンの法則)。と言われるくらい見た目は大事ですからね。
まとめ
新社会人となってワクワク・ドキドキですが、入社3年でその先の人生が決まる。どんな考えを持って、どのような言動をするか?それにより先輩・上司・客先からの評価が変わる。
一気に高評価になる事は少ないが、一瞬で信頼をなくすことは大いに有り得る。
これらの考え方を持って、一歩ずつ信頼される先輩・上司になっていって欲しいと思う。
最後に、ボクが常に心にとどめている言葉を送ります。
『今のあなたは、一年前のあなたが決めたあなた。
一年後のあなたを今のあなたが決めなさい。』
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Comment
10年働いたからといって自分もまだまだだと思うとどこまで人に教えることが出来るのか、それほどの事をやってきたのかを考えると奥が深いですね。
ご訪問&コメントありがとうございます。
まったくその通りですね。
ボクは少しだけ早く経験した内容を後輩に伝えることで、後輩がより広い視野で見れるように願って伝えて(教えて)ます。
それが正解か不正解かは、数年経たないと分からないですけどね(;•̀ω•́)